コアセルベートの浜辺で


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ディジタル・イメージ2002巡回展のために制作したもの。元データはA1版・200dpi。
とにかく殺人的に時間が足りなくて、どうしても半日で仕上げなければならなかったため
速く描き上げるためにいろいろと工夫をしました。

全体的な構図は、スケッチブックに描き溜めていたラフからピックアップ。
原画には「熱圏」みたいな天井っぽい図案なども入っていたんですが、ざっくり削除して構成しなおし。
最初からA1フルサイズで描くとデータが重くなり時間がかかるため、上下左右にスペースを入れることに決めて、
中央の領域だけを別ファイルで制作し、最後にA1サイズのファイルにペーストして装飾を加えました。
子供は「Little Star」の時に描いたものをベースに手直ししたもの、
本の部分などは以前Shadeで作ったモデルをレンダリングして使い回しました。
風景はVue4という景観生成ソフトでレンダリングしていますが、後からけっこう加工したため
自然の景観っぽさは薄くなっています。手前の砂浜などはPhotoshopで描き直しました。

コアセルベートとは、アミノ酸や糖を多量に含んだ原始の海に漂う生体高分子の融合で、
地球上に生命が誕生する元になったものだと言われています。
画面の中には、スプートニクもどき君、バクテリオファージもどき君、二重螺旋もどき君もいます。
最近、女性のポートレートのような作品を多く描いていたので、
またコンセプチュアルな雰囲気のものも作りたいと思い、このような絵にしてみました。

プログレのレコードジャケット風の絵ヅラがいいかな〜という気持ちもあったため
ヒプノシスの影響が色濃いかも知れません。
作画中は、後ろ向きの子供のモチーフのせいもあってか
Zepの「聖なる館」のジャケが頭の中をぐるぐる回っていました。プログレじゃないけど。

使用アプリケーションはPhotoshop6Jをメインに、細い線の装飾部分をIllustrator8J、
本などのモチーフをShade Personal R3、風景をVue d'Esprit4で。

一部を大きいサイズで見る(129K)
元データの15%くらいのサイズです。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



-- Gallery入り口へ --



(C)1996- SMAC = Shimizu Multiple Arts Communication : Presented by Hiromi Shimizu. simz@simz.com